葬儀のお悩みを解決しよう・誰も教えてくれない葬式費用もチェック
大切な人と最期のお別れをする儀式として、葬儀は後悔しないように行いたいものです。しかし一生に何度も経験することではないので、いざとなると不安を抱える人もいるでしょう。人には聞きにくい葬式費用や葬儀のお悩みについて、チェックしてみましょう。
おめでたい儀式とは違って、葬儀は前もって準備する心構えもなく行うことになることがあります。ですからあわててしまって、いったい何から始めればいいのかわからないという人も多いでしょう。
そんな時に、頼りになるのは信頼できる葬儀社です。お亡くなりになってから病院に紹介された葬儀社に依頼することもできますが、事前に葬儀社を決めておくとよりスムーズに葬儀の準備を進めることができるでしょう。
最近では、ネットで複数の葬儀社の見積もりを比較したりもできますので、料金的にも希望に合う葬儀社を見つけやすくなっていますよ。葬儀社が決まれば、次に考えなければいけないのが安置場所です。
病院や施設などでは、すぐに遺体を移動しなければならないこともあります。自宅に安置するのが難しい場合は、葬儀社所有の会館などを利用することもできますので安心してください。
基本的に必要な手続きなどは、葬儀社がサポートしてくれますので、相談しながら進めていきましょう。
葬儀のお悩みとして一番多いのが、葬式費用についてです。また葬式費用は、どのような形式の葬儀にするかで大きく異なってきます。最も一般的な葬儀は、参列者を招いて通夜と告別式を行う一般葬で、費用の相場は100〜200万円といわれています。
参列者の対応に追われたくない、ゆっくり故人を送りたいという人には家族葬が選ばれています。接待費用もかからないため、家族葬の費用の相場は、50〜100万円といわれています。
しかし葬式費用をおさえたくて家族葬を選ぶ人は、少し注意が必要です。家族葬は参列者が少ない分いただく香典も少なくなりますので、一般葬より実際の出費が増えることもあるからです。
シンプルに故人を送りたいとして最近増えているのが、葬儀は行わず火葬場でお別れをする直葬です。火葬式ともいわれていて、大幅に葬儀費用と葬儀にかかる時間や手間をおさえることができる形式です。費用の相場は、20〜30万円といわれています。
葬儀はいったん始まってしまうと誰かに相談する暇もなく、流れにのってバタバタと終わってしまいます。後からああすればよかったと後悔しないように、事前に決めておけることは決めておくのがのぞましいといえるでしょう。