葬儀費用の見積もりの見方と実際の役立て方について

葬儀費用の見積もりの見方と実際の役立て方について

 

いざとなって慌てないために、事前に葬儀社を探しておくことはとても大切なことです。

 

 

最近ではネットで複数の葬儀社から見積もりをとって、比較することもできて便利です。見積もりの見方と実際の役立て方のポイントには、どんなものがあるのでしょうか。

 

 

どんな葬儀を行う場合でも、まずは葬式費用の見積もりから始まります。見積書はおおまかに葬式費用と車両運搬にかかる費用、接待にかかる費用や火葬にかかる費用、その他のオプションにわかれているものが多いでしょう。

 

 

またお寺に支払う費用については、参考事項として見積もりに含む葬儀社もあれば、全く含まない葬儀社もあります。葬式費用に含まれる内容は祭壇や棺、遺影、花やドライアイスなどで、自宅の祭壇費用も含まれるのが一般的です。

 

 

また病院から安置場所までの運搬費や、火葬場までの霊柩車代などを合わせてセットプランとしている葬儀社もあります。

 

 

セットプランとして見積もりを出している場合は、セットの中に本当に必要なものが含まれているかどうかをチェックしなければなりません。そしてオプションの項目に何があるかを見ることで、セットに含まれていないものを確認することもできます。

 

葬儀費用の見積もりの見方と実際の役立て方について

 

複数の葬儀社の見積もりを比較する場合には、基本の葬式費用と火葬費用に注目して比較すると良いでしょう。特に祭壇の金額は、葬式費用の中でも大きく違いがでてくる項目です。

 

 

実際の写真付きで、具体的な見積額を出してくれる葬儀社だと、わかりやすくて安心できます。また葬式に必ず必要なドライアイスは、1日あたりの見積もりを出してもらうとわかりやすいでしょう。

 

 

実際に葬儀を行うと、見積もり金額より大幅に支払がオーバーしてしまうことがあります。基本的な葬式費用は、きちんと見積もりをチェックしていれば、あまり変動することはありません。

 

 

接待費は参列者の人数によって左右されますので、予想以上にかかってしまうこともあるでしょう。また運搬費も、亡くなった場所などによって変わってきます。お寺に支払う費用などは、葬儀社では見積もりを出せないところがほとんどです。

 

 

失敗を防ぐためには、何が見積もりに含まれているのか、きちんと内訳を確認することが重要です。そして見積もりを役立てるには、固定できる費用と変動する費用をしっかり把握することが大切です。

 

 

葬儀費用の見積もりは、一般の人にとっては非常にわかりにくいものかもしれません。気になる葬儀社が見つかれば、実際に話を聞きに行ってみるのもおすすめです。担当者の態度や人柄を見るのも、参考になると思いますよ。