葬儀の困ったを解決！葬儀費用で失敗しないポイント教えます

葬儀にかかる葬式費用は、主に葬儀業者に支払うものと寺院に支払うものに分けられます。特に葬儀業者に支払う費用は、項目が多いため金額もかさんできます。葬式費用の項目にはどのようなものがあるのか、一つ一つ調べてみましょう。

故人が亡くなり葬儀業者に連絡をすると、まず葬式費用の見積書を提示されるでしょう。セットプランの項目は葬儀の流れにそっていないことが多いので、必要な物がわかりにくい面もあります。

発生する順に項目をチェックしていくと、最初に葬儀を行う前に必要な費用があります。必要書類の提出などを代行する手続き代行料やエンゼルケアなどを施す遺体の処理料、安置場所までの寝台車と運搬料等です。

さらに安置場所での枕飾りの費用や遺体の安置にかかる費用、ドライアイス代となります。安置場所の付き添いを頼む場合は、人件費の項目もあります。

また安置場所が会場内施設でない場合もあるので、安置場所から会場までの寝台車と運搬料の項目もあります。

次に通夜と告別式に必要な項目を見てみますと祭壇と棺、位牌や遺影、焼香セット、受付セットなどです。祭壇に飾る花やお供え物は、祭壇の項目に含まれていることが多いようです。

焼香セットには、僧侶が使う仏具も含まれている場合があります。受付セットには、芳名帳や記帳カードなど受付に必要な物がそろっているのが一般的です。看板は含まれている場合と、含まれていない場合があります。

そして会場使用料や演出料、礼状及び返礼品代などの他に、通夜ぶるまいや精進落としなどの飲食代、司会や運営スタッフ、配膳係の人件費の項目があります。接待に関する項目は、一人当たりの単価がわかるようになっています。

最後に、火葬にかかる費用の項目です。火葬場までの霊柩車やタクシー、マイクロバスなどの車両運搬費用と火葬料と骨壺、火葬を待つ間の休憩室利用料などです。

この他には後飾りの祭壇費用の項目がありますが、枕飾りの祭壇を併用する場合もあります。基本的なセットプランでは、タクシーやマイクロバスの運搬費以外の項目は、ほとんど含まれているのが一般的です。

基本料金内の人数を超える参列者の接待費や追加の花やお供えの代金、タクシー等の車両費はオプション料金として別項目になっています。喪服を持っていない場合は、貸衣装代もオプションになります。

葬儀業者に支払う費用の項目は以上ですが、この他寺院に支払うお布施や戒名料、さらにスタッフへの心付けなどもあります。葬式費用は、上を見ればどんどん高額になってしまいますので、本当に必要な物だけを選んで、後悔しない式にしましょう。