葬儀中の移動で使用するマイクロバスの手配とその費用

葬儀中の移動で使用するマイクロバスの手配とその費用

 

葬儀中火葬場へ向かう際には、タクシーやマイクロバスなどの車両を使って移動しなければなりません。マイクロバスの手配や費用は、セットプランの葬式費用の中に含まれているのでしょうか。別途手配するとなると、いくらくらいかかるものなのでしょうか。

 

 

葬儀が終わって出棺の儀が行われると、一同は火葬場に移動します。一般の参列者は基本的には火葬場には同行せず、遺族や親戚以外では特別に親密にしていた友人知人のみ同行します。

 

 

遺族や親戚は、必ず全員が火葬場に行くとも限りません。何人かは葬儀の会場にそのまま残り、後片付けをしたり遺骨を迎える準備をしたりします。火葬場へ移動する時には、故人は霊柩車に乗ります。

 

 

喪主は位牌を持って霊柩車に乗るか、もしくはタクシーに乗ります。タクシーには他に遺影を持った遺族と、年配の遺族が乗ります。その他の人は自家用車に相乗りするかマイクロバスに乗りますので、火葬場へ行く人数はあらかじめ把握しておきましょう。

 

 

何台も車が連なって移動するのは大変ですので、通常は霊柩車、タクシー、マイクロバスの3台で移動します。マイクロバスに乗る順番は、故人に近しい順に乗るのがマナーです。

 

 

また火葬場から帰る道順は、行く道順と違う道順にするという習わしもあります。故人の霊が戻ってこないようにという意味があり、帰りはわざと遠回りするケースもあります。

 

 

マイクロバスに全員が乗り切れない場合、自家用車を出す人は注意してください。火葬場への道を知っているからと勝手な道順で行かないで、霊柩車やタクシー、マイクロバスの後について走るのが良いでしょう。

 

葬儀中の移動で使用するマイクロバスの手配とその費用

 

セットプランの中には、火葬場へ向かう霊柩車の費用は含まれている場合が多いようです。しかしながらタクシーやマイクロバスの費用は、ほとんどの場合含まれていません。

 

 

タクシーやマイクロバスの手配と費用は、オプションになることが多いようです。マイクロバスは24人乗りで、葬儀場から火葬場までの往復が約2万円〜4万円ほどです。

 

 

火葬場までの距離が遠い場合は、もっと高くなることもあります。骨上げのために2往復する場合は、倍の費用がかかる葬儀社がほとんどです。そのため1〜2時間かかる火葬の間も控え室で待つか、骨上げは自家用車で行く人が多いようです。

 

 

火葬場に向かうのは遺族と親族のみなので、昨今はマイクロバスを手配するほどではないのかもしれません。どうせ手配するのであれば、席に余裕がある分は遺族親族に限らず参列者にも声をかけて、同行してもらうのもいいかもしれないですね。