葬儀の困ったを解決！葬儀費用で失敗しないポイント教えます

葬儀中に発生する葬式費用の中には、参列者への飲食費があります。参加人数によって変動する飲食費は、やり方によっては高くなってしまったり、逆に安く抑えられたりします。ここでは葬儀の飲食費を安くする方法について、まとめてみましょう。

葬儀を行っている間には、さまざまな飲食費が発生します。特に費用がかさむのは通夜ぶるまいや精進落としといった、参列者を接待する会食費です。葬式費用の20〜25パーセントを占めるともいわれているので、ばかになりません。

しかし自宅で葬儀を行うのが一般的だった頃には、今ほど飲食費はかかっていません。なぜなら葬儀社を通さないで食事をすれば、料理や飲み物はサービス料がかからない分安くなるからです。

もちろん、飲食をする場所代をとられることもありません。また葬儀社を介した会食では、料理のランクの選択も限られたものになってしまいます。一番安いランクの料理を頼んだとしても、けっこうな費用になってしまうこともあります。

葬儀社に手配を頼まずに、自宅で仕出しなどの料理を頼めば、予算に応じて納得のいく料理を注文することができます。また、飲み物は自宅で用意する方が、断然安くなります。飲食費を安くするコツのひとつは、自宅で精進落としの会食をすることです。

通夜に用意される通夜ぶるまいの会食は、自宅で葬儀をしない限り、自宅で行う事は難しいでしょう。しかし通夜ぶるまいが高くなる原因のひとつに、料理を頼みすぎてしまうことがあります。

特に夜に行われる通夜では、参列してくれた人も食事をとらずに帰ってしまうことが多いです。食事をするかどうかわからない人の分まで料理を頼んでいて、結局大量に残ってしまったということも珍しくありません。

通夜ぶるまいを無駄にしないためには、確実に参加する人の分だけ料理を頼むことです。昔と違って今は、一般の参列者に通夜ぶるまいをすすめることは少なくなっています。

遺族や親族、ごく親しい人だけで行われるのが一般的です。さらに精進落としにも参加してもらう人がほとんどでしょうから、通夜ぶるまいの料理はさほど豪華にしない人も多いようです。過剰にランクの高い料理を選ばないことが、飲食費をおさえるポイントです。

昔は近所の人が炊き出しなどをして、参列者をもてなしていました。葬儀に参列して豪華な食事を期待する人も、そうそういないでしょう。飲食費は見栄を張るとどんどんかさんでしまうので、注意しましょう。